6/10 今日は、福岡県の大川というところまで
今が旬!というよりも、漁期である今しか食べられない
それも、年々数が捕れなくなってきているというエツを食べに出かけてきました。
エツは幻の魚と言われ、筑後川に遡上するカタクチイワシ科の魚です。
絶滅危惧II類(環境省レッドリスト)にも指定されている貴重な魚で
体長30~40センチ、小骨が多いために鱧のように骨切されています。
また、傷みが早いため、ほとんど産地以外で食べることが出来ないということで、
東京に居た頃から、こちらへ来たら絶対食べに行きたいと、
ずっとずっと相方が言っていたんですが、なかなかタイミングが合わず、
今回やっと食べに行くことが出来ました。
そのときのことは、また別記事でUPすることにして、
今日は、昼間そのエツ料理を食べたにも関わらず、大川に行く前、
その対岸、佐賀県側にある道の駅どろんぱで
実は骨切りした生のエツを夕食用にと2尾入り2パック買っていたので、
1尾を塩焼きに、そして、残りの1尾ずつをなんと燻製にして頂きました。
エツの燻製を食べたことがある人なんて、他にいるだろうか???
ぐらいまぁまずやらないだろうというエツスモーク。
スモークしすぎないように気をつけて、そして中にも煙がかかるように
楊枝で腸を取ったところを開いて燻製したそうです。
とても美味しかったです。
私が作った塩焼きは、ちょっと焼きすぎたところもあり(;^_^A
燻製はとてもいい仕上がりでした。
ほのかな燻製の香りがたまりません。
実はどろんぱでは、以前にもエツを買って塩焼きにして食べたことはあったんです。
お店での提供は終わっていたときだったんですが、寄ってみたら
エツがある!ってことで、骨切りもしてあったので、早速買って帰り、
塩焼きで頂いたら、これが本当に美味しくて・・・。
白身の淡白な身なのに、この旨さは一体・・・・と
鯛や鱈とも違う、香りと味が忘れられず。
またここに寄ってあったら買って帰ろうと話をしていました。
そしてまたエツの洗いも売っていたので、それも買って帰っていただきました。
お昼、そして夜とまさにエツ尽くしの一日でした。
ごちそうさまでした。
道の駅どろんぱから昇開橋を歩いていたら、
エツ漁をしているのが見えました。
エツと書いた黄色い旗を船に掲げてますね。
網を広げてそれを手繰りながら、
そこに引っかかっているエツを取っていました。